使う人や場所にあわせてお選びください。バランス・チェアのシリーズ

「動く椅子」の代表選手。
VARIABLE balans バランス・バリアブル
ストッケの椅子 バリアブル使用説明
バリアブル
バリアブル(最も多目的に使える小さい椅子)は実に素晴らしい製品です。他のストッケの製品のどれよりも構造上多くの利点を持っています。
1) 曲がった橇(そり)のおかげで、お客様は大腿部の角度を幅広く使った座り方(左図参照)ができます。
まず両足を床に置いた従来の水平な座り方から始めます。次に足のクッションを使って椅子を20度前に傾けます。角度を変えるには快適だと感じる所まで身体を動かし、重心の位置を変化させるだけで良いのです。もしすねに負担がかかって不快な感じになったらすぐに体重を後ろに移し、角度を小さくし、負担を和らげれば良いのです。
更に2センチ後ろに動かすと、ペンデュラムと同じ機能を持つバリアブルは全く足のクッションを使わずに従来の座り方のままで前傾シートとなります。
2) 橇(そり)のおかげで、座っている人は筋肉を機能的に使い、お尻の動きを感じながら必要に応じて前後に動けるようになりました。
3) この橇はバリアブルが持つ機能的な柔軟性を説明する上で核になる部分です。この橇のおかげで、この椅子はどんな仕事の姿勢にも対応する事が出来ます。たとえばユーザーが製図板に近づくために前かがみになったとしたら、椅子はその角度のままつり合いの取れた位置まで自動的に動きます。
4) 2つに分かれた足のクッションにはもう一つの利点があります。2つに分かれているために椅子の正面又は横からの足を出し入れすることが可能です。又、足を伸ばす事も出来ます。
5) 橇のおかげで、いとも簡単に従来の水平な座り方をすることが出来ます。
6) バリアブルを動かすのは非常に簡単です。重心の位置を片側に移動させて動かして下さい。
7) 木部は大変強い構造をしています。又同時に横の動きにも対応できるほど柔軟です。このベニヤの持つ性質のおかげで、バリアブルの人間工学に基づいた動きがより促進されます。
使い方
1)  バリアブルは一般的なダイニングテーブルや仕事机の高さに合わせてデザインされています。もしこれに疑問をもつ人がいたならば、椅子を一般的な食堂テーブル用の椅子の横に並べて下さい。さもなければその人を実際にテーブルの前に座らせてみて下さい。普通、肘がテーブルの高さと同じ位置になります。
2) バリアブルはテーブルや機械の前でとられる全ての動きに対応する事が出来ます。
3)  何か身体の前でしなければならない手作業がある時、この小さな椅子は従来の椅子に比べていかに優れているかたちどころに証明します。勿論、熱狂的なファンは他の場面、例えばテレビを見ている時にだってバリアブルに座って楽しむことでしょう。しかし、殆どの人は直にテーブルや背もたれといった他の支えを欲しがることになります。
4)  このモデルは様々な目的に使う事が出来ます。例えば、事務所、家庭、出産を控えた妊婦、呼吸セラピー、背骨の訓錬等が挙げられます。座部は従来の椅子に比べておよそ5センチ高くなっています。つまり72センチから78センチの高さのテーブルと一緒に使うことが出来ます。
5)  小さなお子さんにもこの椅子を使用する事をお薦めします。足のクッションの下に簡単に差入れられるスペーシング・ブロックを入れることによって、お子さんでしたら8才から、又身体の小さい方にもお使い頂けます。
強調すべき点
1) バリアブルはそのユニークな融通性と柔軟性のおかげで長時間座るのに最適な椅子です。
2) ストッケ製品に最も満足しているお客様の多くが、職場でバリアブルを使用しています
3) 全く、見掛け程当てにならないものはありません。バリアブルはオフィス用には全然見えません。バリアブルの方が様々な用途に用いることが出来るのですが、お客様は正しい使用説明を受けないかぎり、大抵ウイングを選んでしまいます。しかしバリアブルなら簡単に座ったり立ち上がったり出来ますし、足は自由に動かせます。橇のおかげで動きが自由で、座る角度も大変幅広くなっているのです。
4) リビングでお使いになる場合、10才以上のお子さんにはマルチやウイングよりもバリアブルをお薦めします。子供は活動的でなかなかじっとしていません。バリアブルによって可能になる特殊な柔軟性と動きはお子さんにとっても好ましいものです。

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